コロナ以降、ニューノーマル時代のコミュニケーションが、誰にとっても開かれたものであるように――「障害 」「地域 」 といった テーマに 対して 、アートをとおしてできることはなにか、考え、形にしていくためのプロジェクトです 。
2019年末、出現した新型コロナウイルスの感染拡大は、人と人とのむすびつきにも影響を及ぼしました。ソーシャルディスタンスの確保や、オンライン会議など、いま、私たちのコミュニケーションは、「触れ合わない」、「対面しない」というニューノーマル(新たな常態・常識)時代に突入しています。
多くの人がこの新しいコミュニケーションの形に順応する中で、これに馴染めず、関わりを奪われてしまったと感じている人たちもいます。
いま、私たちに求められているのは、この変化により、見過ごされかねない人たちのことを想像し、誰一人取り残すことないように取り組んでいくことではないでしょうか?
本プロジェクトでは、世の中の仕組みが変わっていく中でも、誰もが社会とのつながりを持ち続けるため、「障害とアート」、「地域とアート」という2つの切り口から、人と人をむすぶ、様々な企画を実施します。
□プロジェクトの内容一覧
障害とアートのニューノーマル
みんなの“鑑賞”1 障害者支援事業所いきいき+野原健司と考える。
みんなの“鑑賞”2 しが盲ろう者友の会の人たちと考える。
地域とアートのニューノーマル
NO-MAご近所、動画なRADIO放送局
- ①ぐるりの人たちRADIO
- ②ははー、なるほどRADIO
おいでよ近江八幡!ガイドは、NO-MAのご近所さん。詳しくはチラシもご覧ください 。
このウェブサイト では 、盲ろう 、知的障害などの障害のある人と美術鑑賞を考える「みんなの“鑑賞” 」のレポート と、ラジオブース風スタジオ を拠点にご近所さんと作り上げるトークプログラム 「NO-MAご近所、動画なRADIO放送局 」を配信します 。
ニューノーマル(New Normal)は、社会構造の変化によって生じた新しい常態や新しい常識が世の中に定着することを指します。言葉自体は以前からあったものですが、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う近年の生活様式の変化とともに、よく使われるようになっています。
